
2025年1月18日 30分
はじめに
朝に時間を決めて模写練習をしています。
著作権フリー、商用利用可能な「Unsplash」「Pixabay」「Pexels」などから写真をダウンロードして、見ながら描いています。
目標は30分で1枚!
初めはたどたどしい線と色でしたが、
2か月毎日描き続けていると
最近ようやく手と頭が絵を組み立てるルーティンを覚えたように感じます。
使っているお絵描きアプリはメディバンペイントです。
↓2か月前と現在の比較


最近は風景画だけでなく、動物や機械、複数のモチーフがあるものにも挑戦しています。
今回は、短時間で描くときの工程と気をつけていることを、例を挙げながら紹介します。
過去にも同じような内容で記事を書きましたが、
スピードとクオリティを上げるために描き方を日々修正しています。
今回の記事では、アップデートを試みている現段階の描き方をご紹介!
過去の記事はこちら↓
描く手順
↓浜辺を歩く女性の絵です。

ぼやっとしているところは「鉛筆」透明度はその都度変えています。
くっきりしているところは「丸ペン」シルエットを捉えるときと、服や髪の描きこみに使っています。
↓まずは背景のシルエットを丸ペンで描いてバケツ塗り。大部分を占める色を使います。

↓海の明暗と波の線をざっくりと鉛筆で描きます。

↓メインのモチーフのシルエットを丸ペンで描く。輪郭が描けたら塗りつぶし、新規レイヤーをクリッピング。その新規レイヤーに人物のディティールを描きこんでいきます。

↓服と髪と肌の色をざっくり置きます。

↓明暗がパキッと別れているところはくっきり丸ペンで大胆に色を乗せます。

↓残り時間が迫っていると、丁寧に影を描きこむ時間も取れない…
なので全結合して乗算レイヤーで影を、加算レイヤーで光を描きこみます。

完成!からの反省タイム!
タイムラプスを見ながら改善できそうな点を洗い出します。
30分以内で仕上げられたか
仕上げられなかった理由は何か
一番時間がとられた作業はどのようにすれば早く終わらせられるか
イマイチな箇所は筆の種類や太さの問題か、色の重ね方の問題か
少ない手数で済ませるには、方法を変えるのがいいか単純に練習不足か
そもそもの題材選びが今の技術に見合っているか
このようなことを頭で考えて、翌日の朝練に活かします。
さいごに
この練習を続けて良かったことは、
○描くときの迷いが減ったこと
○光と影の大まかな印象で捉えるのに慣れたこと
です。
とはいえ納得がいくまで描いていると35分、40分と延長してしまうこともしばしば…
今後の課題は
重ね塗り、迷い塗りを減らして
一発でぴったりの色を決めることです。
そして毎日30分以内に仕上げたい…!
また、「速く描く」の中には
●手本になる写真選び
↑時間内にそれなりのクオリティを担保できるモチーフの数、大きさ
●お絵描きアプリの慣れ
↑考えなくても手がボタンの場所を覚えているくらい
なども含まれます。
まずは描き切れそうなシンプルな写真選びから始めると、自信をつけながらスモールステップで成長できます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!