

はじめに
この動画を見て、購入を決めました。イケボな手、Neg先生です!(^▽^)/
背景やメカを描けたらかっこいいなぁ
線画の基礎を学びたいなぁ
という気持ちで読み進めます…
が、
序盤でくじけそう!!


機械の製図・設計レベルの高度な作図技術が次々と紹介され、
それが描けるようにならないと次の章を理解するのが難しい(T . T)
「これblenderの使い方を覚えた方が速いのでは…」と読むのを断念しかけたほどです。
なので一回目は読み物として楽しむことにしました。
身構えずに全部読んでしまうと、苦手意識がだいぶ減りました。
今は描きながらじっくり読んでいます。
読んでみて分かったこの本の魅力をご紹介します!
※個人の感想なので、あくまで参考としてご覧いただければと思います。

上手い人の頭の中をのぞける
難しいながらも確実に言えるのは
上手い絵を描く人が、どのように絵を完成させているのか、過程を辿ることができる
ということです。
例えば車を描く過程。

私はモチーフを見て、目測で同じような輪郭を作ってから中を描き込んでいきます。
しかし、この本では(手書きのラフの後)しっかりパースに乗せて、
どの線も根拠を持って引いています。
上手い人との差を思い知らされる…!
線1本1本に論理的根拠がある…!
「何となく線画」から脱却する必要性を強く感じたのでした。
基礎から応用まで網羅
【基礎】
え、こんな基礎から⁈
て驚くと思います。
なんと「直線の引き方」から教えてくれる!
(ドーン!)
いやいや、デジタルでもアナログでも定規ツール使えばいいやん…と初めは思いました。
しかし今となれば理由が分かります。
直線や曲線をフリーハンドで描くには、肩・腕・手首・指先を自在にコントロールできる必要があります。
定規だけ使って描く絵でもない限り、自分の手で線画をばっちり仕上げなければなりません。
時には、定規を使うと違和感が出る(けど直線を引かないといけない)場面や、人の輪郭の絶妙な丸み(円定規だと不自然)を自力で描く場面もあることでしょう。
そんな時に「線の引き方」をしっかり身につけていると、
狙った線が一発で引けるようになります。
修正に取られる時間が減り、より自分の表現に磨きをかけられます。
フリーハンドで思った線を引けると、成長速度はきっと爆上がり!
【応用】
全ての人やモノはパースに乗っています
・パースグリッドを定める
・物体をパースの中に置く
・物体どうしの中点を割り出し、正しい距離感で配置する
という、もはや物理演算か数学の作図のような作業が、この本ではバンバン出てきます。
それらの作業を通して
風景画、建物の俯瞰図、メカ、乗り物などの描き方が身につきます。
現在まだ図形の反転で手こずっていますが、本の中の演習を一つ一つこなして、かっこいいメカや乗り物を自在に描けるように頑張ります!
さいごに
名著「HOW TO DRAW」の魅力をご紹介しました!
難易度は高めです。(;^ω^)
習得まで時間はかかるかもしれません。
しかしワザを身につけたときは飛躍的にレベルアップできます!
・画力を更に向上させたい人
・乗り物の設計・デザインの基礎を学びたい人
・背景を正確に描写したい人
・とにかくメカを描きたい!て人
におすすめしたい一冊です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
