※この話は個人の体験談です。お子様の状態、ご家庭の状況、医師の指示によって対応の仕方は様々だと思いますので、参考までにご覧ください。
発熱、そして…
10月末に娘が発熱、からの止まらない咳。
受診したところ、レントゲンを撮ることになり
レントゲン写真には肺のあたりに白いモヤが…
まさか…と思いましたがやはり
マイコプラズマ肺炎でした。
「この白いところがばい菌さんなんだ。これをやっつけるために、お薬頑張ろうね!」
と娘にもきちんと説明をしてくれた医師。
ありがたいです。
お薬?余裕余裕♫
様々なメーカーの子ども用服薬ゼリーを試してきた私たち。
抗生剤はゼリーを使っても苦く感じやすいのですが
唯一、苦味も克服できたゼリーが
伝家の宝刀!
おくすり飲めたねチョコ味!
今までの抗生剤はこれで楽々飲めています。
今回も大丈夫♫
と思いきや…
一口食べてしばらくすると、
おえっとえずきながら、泣いて拒否。
イヤイヤ期で日常的に「いやー」と言っている娘ですが
ここまで嫌がることはなかなか無いです。
試しに少量食べてみました。
食べた直後はゼリーの味しかしないのですが、
後から
ガッと
えぐみというか渋さというか、
独特の苦味がやって来る。
大人でもかなりの苦味を感じるので
4歳の敏感な舌と耐性のなさでは、きっと相当キツイです。
一口ごとに牛乳で流し込んでなんとか
8割ほど飲んでくれました。
しかし「もう飲まない!絶対に嫌!」と
絶望の表情。
これを朝晩、5日間ずっと…
と思うと泣くよなぁ
お薬だと言い聞かせて
叱りながら飲むのもいやだなぁ
でも抗生剤は飲み切らないと悪化する可能性もある
少しでも楽に飲める方法はないかなぁ
苦い薬をどうやって飲ませる?
いろいろ調べてみると、こんなことがわかりました。
◯マイコプラズマの抗生剤「クラリスロマイシン」は、ゼリーなどに溶かす場合、飲む直前に溶かすのが良い
◯アイス(バニラ味、チョコ味)、プリン、ココア、牛乳と一緒に飲むと苦味を感じにくい
これは試すしかない!
翌日早朝、夫に寝ている子どもを見てもらって、コンビニに買いに行きました。
卵アレルギーがあるので、アイスやプリンは卵の入っていないものを選びます。
娘が起きるタイミングで、買ってきたものをずらりと並べました。
ママも飲んでみてめちゃ苦かったし
大人でも5日間飲み切るのキツイと思う!
けど、途中で飲むのをやめたら
もっと体がしんどくなって、まだ苦い薬を飲まないといけなくなるかもしれない…
これから5日間、薬の時はアイスやプリンと一緒に飲もうね
苦いけどママも一緒に隣で応援するから頑張ろう!
前向きになってくれました。
スイーツばかり与えて甘やかして…
毎日アイスや牛乳でお腹を壊さないか…
いろいろ考えましたが、
この時の最優先事項は
薬を飲み切ってマイコプラズマを治すこと!
初日は30分以上掛けて説得しながら飲めましたが、
辛い時間をできるだけ短くしたい
飲み切れたね!と毎回一緒に喜びたい
という気持ちの方が強かったので、
そちらを優先しました。
こんな風にして飲めました
あくまで飲むのは子どもで頑張るのは子ども。
親が決めつけたりぐいぐい勧めたりするよりも、できるだけ自分で段取りを決めてもらいました。
買ってきた中から「これなら飲めそう!」と思う物を選ばせます。
娘と相談しながら
①通常のアイスを一口食べて舌を冷やす
②薬を少し溶かしたアイスを一口食べる
③通常のアイスで口直しする
④牛乳で流し込んで小休止(①に戻る)
の流れで飲んでみることに。
※薬は一度に全部を溶かしてしまうと、苦みが出やすいらしいので、
口に入れる直前に少量をアイスに混ぜます。
いやアイス食べすぎやないかい笑
と言いたくなるのを我慢して
自分から飲もうとすることが何よりの進歩だと捉えました。
飲むたびに量や次の一口までの間隔を探りながら、
初日は全て飲むことができました!
「これなら頑張れそう!」と娘の口から出た一言に
よっしゃぁぁぁぁ‼とガッツポーズ。
そして無事、5日分の薬を飲み切ることができました。
まとめ
流行中のマイコプラズマ肺炎。
これまでにない苦さのお薬をどうやって飲もうか…?
と試行錯誤した体験をご紹介しました。
しかし子どもによっては、どんな方法を提案しても飲めない場合もあるかと思います。
「いいから飲みなさい!」「嫌!」となるのはお互いしんどいですよね。
娘が「絶対飲まない!」と拒絶した時は、正直焦りました。
再診して、どうしたらいいでしょう💦と医師にすがるパターンも想定していました。
親なんだから頑張って飲ませてください、と先生に叱られるママを見ると飲んでくれるか??
先生に励ましてもらうと飲めるか??
なんて展開まで、ぐるぐると頭の中を回っていました笑
今回は運よく娘が前向きになってくれましたが、
どうしてもうまくいかないときは、気負わず医師に相談するのがいいかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!