パースを強調した風景画

 

 

がっつり風景画を描きたいと思い、大阪梅田周辺をぶらぶら。

真夏だったので外でのスケッチではなく、写真を撮って家で描きます。

 

いろいろな場所で写真を撮り、ビルの間を阪急電車が通る高架下の絵を描くことに決めました。

 

 

元の写真

そのまま模写しようかとも思ったのですが、

せっかく迫力のある構図なので…

 

超望遠レンズで覗いたような、魚眼に近いパースで描きました。

 

ざっくりとしたラフに色を乗せていきます。

 

道路と高架のグレー:5割

空と木:4割

阪急電車マルーンカラー:1割

 

全体の色のバランスについては吉田誠治さんの「TIPS!絵が描きたくなるヒント集」を参考にしています。

ラフ

 

 

 

 

↑信号機の接合部分

 

こういった作業をひたすら繰り返し、全体のバランスを見て修正し…

11日間で何とか仕上げました。

 

 

パースを効かせたことで、写真には写っていないものを描かないといけなくなったり、見え方の変化まで描いたりするのがとても難しかったです。

 

どうしてもわからないところは、ストリートビューでこの場所を歩き回って確認しました。(^▽^)/

 

気を付けたこと

 

●遠景は描きこみすぎない&彩度を控えめに

●近景は細かいところまで丁寧に

●全体を引きで見たときに、明暗のバランスが偏らないようにする

 

 

これから涼しくなってきたら、外でスケッチをしてみたいと思います。