
はじめに
近所の公園で桜が綺麗に咲いています。
娘が舞ってくるの桜の花を集め、プレゼントしてくれました。
真っ白な花びら
鮮やかなピンクの花びら
中間のグラデーションのかかった花びら…
ん?
同じ木から同じタイミングで落ちたのに色に違いがあるのは何でだ??
ふと疑問に思ったので調べてみました!
花びらの色について
桜の種類は600種類以上!
私たちが見た木には名称を書いた札はなかったものの、大きな分類では「ソメイヨシノ」かと思われます。

①開花すると色素が分散して白っぽくなる
②散り始める頃になると色素を花の中心部に集め、中心が赤くなる
③散る直前は、色素の量が増加して花糸(おしべを支える部分)も真っ赤になる
↓なるほど!こういうことか!

ということは、①の真っ白な状態の花が落ちてきたのは、単純に強風によるものである可能性が高いです(^○^)
また「受粉に成功しなかった花を、積極的に切り離している」という考察もありました。
明確な原因は分からずじまいですが、ソメイヨシノが散る仕組みについて知ることができました。
風がない場合は?
それなら、風の少ない場所に咲くソメイヨシノの場合、落ちてくる花びらはみんな真っ赤な色なのでしょうか?
池袋のサンシャイン展望パークでは、本物のソメイヨシノの枝で装飾した、屋内お花見エリアがあります。
公式サイトやSNSを見てみましたが、散った桜の色までは確認できず…!
他にも、桜の盆栽などでも自然な落花が確認できるかもしれません。
桜の時期の強風
ちなみに桜の時期の強風についても少し調べてみました!
4月は季節の変わり目、暖かい空気と冷たい空気の両方が存在します。
低気圧はぐるぐると渦巻いて、それらをかき混ぜようとします。
空気が勢いよく動くことで、結果的に強い風が吹くということになります。
せっかくの桜が強風のせいで早く散ってしまう…と思いましたが
「桜吹雪」という言葉があるように、
真っ白な花びらが散るからこそ生まれる美しさもあるんじゃないかとも思います♪
風がなく、真っピンクの花だけがひらひらと落ちる様子は何だか物足りませんね。
さいごに
散る桜の花びらの色や、散る条件について調べてみました!
桜を絵に表す時は「落ちているからピンク」「舞っているから白」などと決まりはなく、
色々混ぜた方が違和感がなくて綺麗!
スケッチや模写でなければ、
逆に画全体のバランスを見ながら、色合いを調節しちゃってもよさそうです♪
桜の解像度が上がった
(…のか?上がれ!)と感じます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!