『数分間のエールを』 ネタバレなし感想

ファンアート

 

  

 

フレデリックファンの夫が教えてくれたのがこの映画。

 

「作る喜びを知る全ての人へ」

 
「自分の精一杯は誰かの心を動かせるだろうか」

 
「この時代にモノづくりを志す全ての人へ」

 

AI技術が発展して、誰でも「うまい」絵を作れるこの時代。

SNSで技術の高い世界中の作品に出合えるこの時代。

それでも見ている人の心を動かしたい。

 

このキャッチコピーと、主題歌の入った予告動画にグッと引き込まれました。

 


公式サイトを覗いてみると衝撃!

 
以下引用↓

 

モノづくりの楽しさや苦しみを瑞々しく描いた本作は、脚本を『ラブライブ!』『宇宙よりも遠い場所』の花田十輝が担当、監督・演出からキャラクターデザインなど映像のほぼすべてを ぽぷりか,おはじき,まごつき で構成される映像制作チーム「Hurray!(フレイ)」の3名で作り上げた。

 

さ、3人で‼︎⁉︎映画を⁉︎作った⁈

 

 

超かっこいいじゃないですか‼︎‼︎

 

 

ストーリーは、予告映像と公式HPを見ると

 

MV制作に没頭する高校生の主人公が、ミュージシャンになる夢をあきらめた新任教員と出会い、その歌に心を動かされMVを作ろうとする

 

というものでした。

また、主人公がMVを作っている様子が予告で紹介されていましたが

 

めちゃくちゃ分かる‼

 

作っている時の楽しさをここまで再現できるなんてすごいです。

 

ますます観たくなりました。

 

●MVを作る過程を大迫力で観れる
●作品を作る中での主人公の不安と高揚と葛藤、先生の心境の変化がどう描かれるのか

 

を楽しみに、期待度マックスで映画館へ。

 


刺さったーーーー!

 

モノづくりをする楽しさ

誰かに届いた時の嬉しさ

現実と理想とのギャップ、

 

どれもバシバシ共感できて、

主人公の立場、先生の立場、どちらも痛いほどよく分かって…

 

最後はボロボロ泣きました。

さぁ帰ったらどんなファンアートを描こう⁈
どうやってこの作品の魅力を伝えよう⁈
帰り道はそのことで頭がいっぱいでした。

上映している劇場が少なくなっていますが、ぜひたくさんの人に見てほしい作品です。

 

モノづくりをする人は心の底から共感できること間違いなし。

 

モノづくりとは縁の遠い人が見ても、一つの作品に込められた思いを再認識し、誰かの作ったモノを大切にしようと思える映画です。

Hurray!さんの次回作があればぜひ観たい‼